インセンティブ制度の大枠を基本の「き」からざっくり把握!

インセンティブ制度を通じて、社員の仕事や成果に対し、企業が「ご褒美」を与えることは、広く行われています。

これは、社員にとってはもちろんのこと、企業にとっても社会にとってもプラスになること。

それぞれの企業が、様々な工夫をしながら、従業員のモチベーションアップを図っています。

これは、必ずしも金銭的なものとは限らず、現金以外で様々なインセンティブが付与されています。

今回は、社員のやる気アップのために欠かせないインセンティブ制度について、そのメリットや種類を紹介します。

【参考】実はブラック?転職サイトの求人の危険フレーズ3つと回避策

インセンティブ制度

 

インセンティブ制度とは?

インセンティブ(incentive)という言葉には、刺激や動機づけ、また報酬金という意味があります。

ビジネスの場では、給与以外の報酬や手当等を支給する仕組みを指します。

必ずしも金銭的な報酬である必要はありません。

社員のモチベーションを上げるため、動機付けのためのあらゆる取り組みを指します。

その仕組みは非常にシンプルであるべき。

企業があらかじめ社員に対し一定の要件と期間を課し、その達成具合によって報酬を出します。

 

ボーナスとの違い

インセンティブ制度による報酬は、ノルマを達成した人のみに付与されます。

そのため、会社の業績に応じて平等に社員全員に与えられる一般的なボーナス制度とは本来は異なるものです。

(※同じ扱いになっている会社が多いも事実ですが)

また、インセンティブの場合、同じ報酬を受け取るにしても、その量はノルマの達成具合によって人それぞれ。

その点においても、ボーナスとは異なります。

 

インセンティブ制度が注目される背景

インセンティブ制度が近年注目されるようになってきた背景には、雇用のあり方の変化や働き方の多様化が大きく影響しています。

  • 年功序列や終身雇用が見直されてきていること
  • メンバーシップ型雇用から、ジョブ型雇用が多くの企業で採用されるようになっていること
  • より成果主義への意識が高まっていること

これらも、インセンティブ制度が注目される一因と言えるでしょう。

また、社員のやる気を上げることによって社会全体で問題となっている残業や長時間労働などを削減にも期待できます。

【参考】ジョブ型雇用とは?表で見て分かるメンバーシップ型との違い

 

インセンティブ制度を実施する目的やメリット

あらかじめ一定の目標とそれに対する褒章を設定し、評価内容を明確にすることで社員のモチベーションややる気をアップさせられます。

成果と報酬との関係が明確になることで、社員はやりがいを感じ、もっと頑張ろうと思えるようになるのです。

その結果、

  • 仕事に対する満足度や幸福度、会社に対する好感度が上がる
  • 人材の流出防止や優秀な人材の確保につながる
  • 社内全体の生産性アップ、業務の効率化につながる

ということがあり、企業にとっても多くのメリットがあるのです。

【参考】また若手が退職?早期離職防止のため知るべき原因と対策3つ

 

インセンティブ制度の主な種類

一言にインセンティブ制度と言っても報酬の内容、動機付けの手段によっていくつかの種類に分かれます。

主な種類として挙げられる3つのタイプ、

  • 金銭型
  • 株式型
  • 現物型

と、ポピュラーではないものの知っておきたい、その他についても詳しく見ていきましょう。

 

金銭型

主に営業職や管理職で採用されているタイプのインセンティブです。

文字通り、金銭によって報酬を付与します。

たとえば、商談や契約の獲得件数、新規人材を確保した数など、それぞれ目標を定め、それを達成した者に報酬を支給します。

その金額やノルマ達成までの期間はそれぞれ企業によって異なります。

金銭の報酬のみの場合と、MVPといったの社内表彰制度と併用されるケースも多いようです。

 

株式型(ストックオプション)

最近増えてきているのが、株式や、ストックオプションを付与する形。

株式報酬は、会社が株式で報酬を支払う制度。

外資系企業の幹部向けにしばしば用いられる制度です。

一方、ストックオプションは、従業員や取締役に対しあらかじめ自社株を優待価格で取得させる制度です。

取得した株式は、市場で売却して現金に換算する形になります。

自社の株価が上昇した時のみ受け取れる報酬ではありますが、

  • 社員のモチベーションの向上を測りやすい、
  • 優秀な人材が集まりやすくなる
  • 人材が定着しやすくなる

といったメリットがあります。

 

現物型

金銭型や株式型以外では、何かしらの特典や旅行、休暇、ツアーなどの参加権を付与する現物型があります。

旅行やツアーの場合、個人が付与対象となる場合もありますが、ノルマを達成した部署やチーム全員に与えられることもあります。

 

その他

その他には、ノルマ達成率上位の者を褒め称える表彰制度やMVP制度など、物理的に何かを与えるのではなく心理的にモチベーションアップや、やりがいを感じさせるための施策があります。

また、優秀な社員を昇進させたり、重要なポジションを与えたりすることもインセンティブ制度の一つと言えるでしょう。

【参考】ストックオプション制度とは?導入のメリット5つと注意点2つ

 

まとめ

一見、いいことづくしのように思えますが、各種インセンティブ制度の導入によって、逆に社員の士気を下げてしまうこともあります。

たとえば、

  • 競争が激化しすぎて社員同士の関係が悪化する
  • チームの輪が乱れる
  • 報酬の設定によってプレッシャーを感じてしまう
  • インセンティブが貰えなかったことで気落ちしたり劣等感を感じたりする

といったことも起こり得ます。

その他にも、いつも同じ人だけが報酬を受けているなど偏りが生じてしまうと、社内全体のモチベーションが下がりかねません。

それらの点を十分に考慮した上で、公平公正に実施できるよう検討していきましょう。

【参考】実はいろいろあるよ!ストックオプションの種類や導入の手順

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