部下の叱り方は?パワハラ・モラハラ上司にはならない

世の中は変わりました。

  • 「上司の言うことは絶対」
  • 「部下は上司の言うことには何でも従うもの」

そのような時代はとうに過ぎました。

現代は、ベテラン社員であろうと、部下に対しても配慮した行動が求められます。

その一つの例として「指導」が挙げられます。

そして、部下の叱り方についても、工夫が必要な時代なのです。

迂闊に部下を叱ってしまうと、ハラスメントになる可能性もあります。

これからの時代、上に立つ者として、部下の叱り方を知っておかなければなりません。

【参考】ハラスメントの事例集!知らないとヤバいリスク8選

 

部下の叱り方

 

部下の叱り方にも注意が必要な時代

ビジネスをしている以上、時には、上司として部下をしっかり叱らなければならない場面があります。

しかし、今の時代、下手をするとすぐ「パワハラ、モラハラだ」と訴えられてしまいます。

場合によっては、休職されたり、退職されたり、訴訟になったりすることもあります。

労働基準監督署に駆け込まれたりするのも、厄介です。

そのため、特に叱ったりする場合、細心の注意を払わなければなりません。

特にミレニアム世代、Z世代と呼ばれる若者は、

  • 叱られ慣れていない
  • 叱られることに強い抵抗を感じる

といった傾向にあると言われます。

そのため、少しでもやり方を間違えるだけで、叱る方が悪者扱いされてしまいます。

もし大きなトラブルになると、上司としての肩身が狭くなり、叱るに叱れなくなってしまいます。

また、その問題が社内に広まると、他の上司も叱りにくくなってしまうかもしれません。

そうなると、

  • 問題がそのまま放置されてしまう
  • 部下が成長できなくなってしまう

と、さまざまな弊害が生じてしまうこともあります。

【参考】嫌われる上司とは?リスペクトされる上司との差は

 

ハラスメントにならない部下の叱り方

部下の叱り方を間違えると、すぐパワハラ上司、モラハラ上司扱いになります。

そのような事態に陥らないために押さえておくべき叱り方のポイントを見ていきましょう。

 

1. 他の社員の面前で叱らない

一番やってはいけないことは、他の社員の面前で罵って、恥をかかせることです。

叱られている方は、まるで見せ物にされているような感覚に陥ってしまいます。

そして、必要以上に精神的負担を抱えてしまうことにもなります。

そうなると、

  • 萎縮して何もできなくなってしまう
  • 慎重になり過ぎ、パフォーマンスが低下してしまう

といった事態に陥ることもあります。

また、叱られているのを周りで聞いている社員も決して良い心地はしません。

社内全体の雰囲気も悪くなってしまうでしょう。

 

2. 長時間拘束しない、脅さない

叱る場所を配慮して、会議室など一目につかないところで叱ったとしても、長時間拘束するのも相手に大きな精神的苦痛を与えてしまうためNG。

また、密室だからといって、

  • 「土下座するまでこの部屋から出さない」
  • 「辞めて責任とれ」

と言った感じで脅すのは言語道断。

即、パワハラ確定になります。

 

3. 感情を露わにしない、大声を出さない

  • 何度も同じミスを繰り返す
  • 反省の色が見えなかったりする

といった場合、ついつい感情任せに大声を出して叱ってしまいがちになります。

しかし、それを若手社員にやってしまうとすぐ嫌われます。

冷静になること、論理的になることを忘れてしまうと、モラルに反する言葉や人格を否定するような

言葉をつい言ってしまうこともあるため、十分注意しましょう。

 

4. 相手の主張にも耳を傾ける

事実確認をせず、思い込みだけで特定の社員を一方的に叱ってしまうのも非常に危険な行為。

何かトラブルを起こした、ミスをしたなどの疑いがあったとしても、まずは当人の主張を聞きましょう。

聞いた上で周囲にヒアリングしながらまずは事実を確認。

その上で、

  • 本当に叱る必要があるのか
  • そうなってしまった原因は他にないのか

を分析するのも、指導する立場にある上司に求められるスキルの一つです。

 

5. 叱る要点を絞る

叱ることの本来の目的は、相手に反省させ、行動を改めさせること。

しかし、叱っている最中に、感情的になってしまってはいけません。

思いつきで批判材料を見つけ、それを指摘してしまうと、叱られている方もなぜ叱られているのかわからなくなります。

そうなると、指導の意味も薄まってしまうでしょう。

そのため、叱る際にはあらかじめ要点を決めておき、それ以外について口出ししないことも大切です。

 

6. 長文を送らない、連投しない(チャットの場合)

リモートワーク中など、非対面で叱らなければならないケースもあります。

しかし、その際に、長々とした文章を送りつけたり、一方的に何度もメッセージを連投したりするのもやめましょう。

メールやチャットなど文面の場合、履歴が残り続けてしまいます。

それは「動かぬ証拠」となり、パワハラ、モラハラで訴えられやすくなるでしょう。

 

7. 根に持たない

一度叱って、非を認めさせ謝罪させた後、

  • いつまでも根に持ってぐちぐち言い続ける
  • 事あるごとに引き合いに出してなじったりする

といった行為もパワハラ、モラハラ上司になってしまう一つの要因です。

その後も同じようなミスを繰り返したり、全く反省の色が見えなかったりする場合には再度指導が必要です。

しかし、そうでない場合はしっかり切り替え、見守ってあげることも大切でしょう。

【参考】ハラスメントとは?知っておきたいこんなものまで「●●ハラ」

 

部下の叱り方も上手になろう

大前提として、叱ることは、あくまでも上司としての指導の一環。

正当な理由がある時のみに行われるべきものです。

  • ただ気に食わないから
  • 調子に乗っているから

と言う理由だけで鬱憤晴らしや非難をすることは、単なる嫌がらせに他なりません。

感情任せで頭ごなしに叱ることのないよう、上手な部下の叱り方を身につけましょう。

また、アンガーマネジメントのスキルも同時に身につけておきましょう。

【参考】クラッシャー上司とは?厄介な人材の特徴と対応策

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