「とにかくITが苦手な人」にドメインの取り方を基本から

さあ、起業の準備だ。

しかし、とにかくITは苦手。

メールやチャット、検索エンジンくらいは使えるけど、ドメインとかサーバーとかそういう話が出て来ると、チンプンカンプン。

でも、このご時世、メールアドレスやWebサイトのURLは、オリジナルのものにしなければならないことくらいは分かる。

名刺に書かれてるメールアドレスがGmailじゃ、カッコ悪いですし、何より相手を不安にさせてしまいます。

社名やブランド名を活用した独自のドメインを取得しておくと、あなたのビジネスで自由に使えるオリジナルのメールアドレスやURLを使うことができるようになります。

しかしながら、「どうすれば取得できるのか?」「そもそも独自ドメインって必要?」「費用はどれくらいかかるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

この記事ではこれから起業して独自ドメインの取得を考えているあなたに取得方法や注意点についてお伝えします。

【参考】ワーケーションのツールはどれがいい?おススメの5つを紹介

ドメイン

 

ドメインは取った方がいい?無料のアドレスじゃダメ?

まずは、独自ドメインを取ったほうが良い理由についてお伝えします。

 

起業するなら独自ドメインは持つべき

結論からいうと、起業するなら独自ドメインは「取る」一択と言えます。

例えば、「こんな商品・サービスがありますよ」というチラシにあなたが興味を持ち、商品や会社について検索してみたとします。

その時、Webサイトがなかったら、または、関連する公式な情報が何も出てこなかったら、あなたはその商品の購入やサービスの利用に至るでしょうか?

恐らく、あなたも含めて多くの人が、不安になる、もしくは購入を見送るのではないでしょうか。

ネットで検索することが当たり前になった現代で、信頼性の高いWebサイトやメールアドレスが準備できていないのは、事業を運営していく上で致命的と言えるかもしれません。

 

フリーアドレスだと信用が落ちることも

Wix.comやJimdoといった無料のツールが用意したアドレスでWebサイトを作ったり、メールアドレスをGmailのようなフリーアドレスで作ったりすればお金をかけずに用意すること自体は可能です。

ただし、独自ドメインすら持っていないと「小さい会社なのだろうか?」と思われ、その会社としての実態すら疑われてしまう可能性があります。

独自ドメインを取得して、公式なWebサイトを準備し、堂々と情報を公開したほうが信頼度は抜群に高まります

ドメイン代をケチって、また、分からないからと放置して、信用されずに損をするなんてことのないようにしていきましょう。

【参考】オンラインサロンとは?有名人も続々参入!実は起業に最適?

 

独自ドメインはどうやって取る?管理会社によって差はある?

次に、独自ドメインを取る方法についてお伝えします。

 

ドメイン管理会社から取得

独自ドメインはドメイン管理会社経由で取得することが可能です。

ドメイン管理会社は「お名前.com」や「ムームードメイン」などが代表的ですが、「独自ドメイン 取得」や「独自ドメイン メールアドレス」などで検索すると他にもたくさん出てくるでしょう。

契約すると、専用の管理画面から独自ドメインの管理・設定ができるようになるのが一般的です。

 

取れるドメインに大きな差はないが「若干料金が違う」

数多のドメイン管理会社の違いについてお伝えすると、若干の差はあれど、独自ドメイン自体は基本的にどの会社でも同じものを取得することが可能です。

ただ、同じドメイン名であったとしても管理会社によって料金が異なる場合があります。

2倍程違う場合もあるので、慎重に比較・検討して購入すると良いでしょう。

また、1度購入したドメインは途中で変更することができません

「ドメインを変えたいな」と思ったら、別のドメインを改めて購入する必要があります。

ですので、慌ててドメインを取る前に、あなたのビジネスで使うドメイン名を慎重に決めましょう。

ブランド名や代表者名、会社名に合わせて決めるのがおすすめです。

【参考】ウェビナーとは?今さら聞けない、導入すべき3つのメリット

 

料金はどれくらい?安くする方法は?

次に、独自ドメインの契約形態と安く購入する方法について解説します。

 

あえて言い切ると「年間1000~3000円」

独自ドメインは年間契約で取得することになるので、年間料金を最初に支払うことになります。

ドメイン管理会社によっては2年・3年とまとめて契約することでかかる金額を安くすることもできるでしょう。

気になる料金ですが、ドメイン名自体はそこまで高額ではありません。

例えば、お名前ドットコムで「.com」を取得すると1年間199円から取得することが可能です。

(2021年現在) マイナーで安いドメインだと1円から、「.co.jp」のような企業向けだと3000円以上と種類によって大きく金額が変わります。

あえて言うなれば、ドメイン1つにつき、年間1000~3000円程度と覚えておけば良いでしょう。

 

IT企業でなければサーバー料金で「年間数千円」

独自ドメインを取得するだけでは使えません。

メールを使う・ホームページを作成するためにはサーバーと契約する必要があります。

多くの管理会社がこれらのサーバーを用意しており、メールサーバーだけなら年間で1000円~3000円くらいで利用が可能です。

ただし、独自ドメインが条件付きで無料になる場合があります。

管理会社が提供する、他のサービスを同時購入・利用することによってドメインを安価で取得することが可能です。

例えば、お名前ドットコムではWebサーバーとセットで契約すると、無料でドメインを使い続けることができます。(※2021年現在)

起業するときにホームページも揃えることになると思うので、まとめて揃えて初期費用を抑えるのがおすすめです。

【参考】バーチャルオフィスを使うメリット4つや利用のポイント3つ

 

ドメイン運用で気を付けるべきこと

最後にドメインの運用で注意しておきたいことについてお伝えします。

 

更新忘れに注意

ドメインは年間契約なので、契約期間が切れると使用できなくなります。

とは言え、管理会社が事前に連絡してくれるのでそのタイミングで更新すれば問題ありません。

ただ、連絡を見落としていた等、更新を忘れると突然メールやホームページが急に使えなくなり、最悪の場合、第三者に乗っ取られて勝手に悪用されてしまうこともあります。

このドメインの乗っ取りが事件に発展した事例もあり、その影響はかなり大きいと言えます。

あなたのブランド名や社名を用いるドメインを乗っ取られたら、致命的と言えるでしょう。

ドメイン管理会社からメールが届きますが、忘れないように注意する必要があります。

 

資金に余裕があるなら長い期間契約するのも有効

あなたのドメインを守るには、1年だけでなく2~4年くらい長い期間契約すると更新が発生する頻度を減らせます。

自動更新を設定して銀行口座やクレジットカードから引き落とされるように設定するのも良いでしょう。

また、管理会社が用意している保険・保証にも加入するとより安全です。

これらの保証は追加料金がかかることが多いですが、ブランドや事業が傷つくリスクを考えれば、大した金額ではありません。

 

ドメインを活用して、信用を落とさないようにしよう

今回は独自ドメインの取得方法についてお伝えしました。

ドメインは単にメールアドレスやホームページを作る手段ではなくネット上でのあなたやあなたのビジネスの信頼性を保証するために必要なものです。

独自ドメインを取得、しっかり管理して、安定した事業運営に努めましょう。

【参考】ConvertKitとは?できることやメリット、料金を簡潔に解説!

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