LINE公式アカウントの概要と事例!要点をざっくり理解!

メルマガと並んでお客さんとコミュニケーションを取るサービスとして広まっている「LINE公式アカウント」。

若者を中心にLINEのユーザーはかなり多く、美容院や飲食店など店舗系のビジネスでは成功事例も多いと評判です。

あなたも導入を考えたこともあるのではないでしょうか?

しかしながら、なかなかしっかりと調べる時間が取れず、

「どんなものなのか?」

「メリットは何?」

「具体的にどんな効果があるの?」

と疑問に思う方もいるかもしれません。

この記事では、LINE公式アカウントの仕組みと機能、事例について解説します。

【参考】ConvertKitとは?できることやメリット、料金を簡潔に解説!

LINE公式アカウント

 

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、国内で幅広く利用されているチャットツールLINEの仕組みを活用し、一般のユーザーに対して企業がメッセージを発信できるサービスです。

LINEはユーザーが友達と連絡するために使うことが多く、かなりカジュアルで親しみやすい雰囲気がありますよね?

この親しみやすさはかなり大きい特徴で、ビジネスのための連絡でありながら、親しみやすく読まれやすいのです。

企業に対して、ユーザーが友達のように思ってくれたら、集客や売上に繋げやすくなるでしょう。

特に、ユーザーとの距離が近い店舗系ビジネスでは、今やLINE公式アカウントを持つのが当たり前、のようなレベルで広まっています。

【参考】LTVとは?マーケティングの重要用語を計算式を交えて解説

 

LINE公式アカウントでフル活用したい3つの機能

ユーザー数も多く、親しみやすい関係性を構築できるLINE公式アカウントですが、様々な機能があり「使いこなせるだろうか?」と疑問に思ってしまうかもしれません。

ここでは、特に使いこなしたい3つの機能をご紹介します。

この3つの機能を使いこなせるかどうかで、成果も大きく変わってくるでしょう。

LINE公式アカウント

①メッセージ配信による「告知」

友達登録してくれている見込み客に対して、LINEでメッセージを一斉送信することができます。

LINEの使用時に、友人にメッセージを送るのとほぼ同じような感覚で使えます。

よって、非常に使いやすいと言えます。

ただの文章だけでなく、画像や動画、ボイスメッセージなど、様々なコンテンツを送ることができます。

商品の販売やキャンペーンの告知など、メインで使う機能になるでしょう。

 

チャットによる「個別連絡」

ユーザーからの連絡に対して、個別に対応・連絡できる機能です。

例えば、予約していたお客さんのキャンセル受付や、質問・相談への回答、細かなオーダーに対してLINEでメッセージを受け取り、対応することができます。

 お客さん1人1人に、適切なサポートを実施することができるでしょう。

 

クーポンによる「購買促進」

あなたのお店だけで使える、友達登録者限定のお得なクーポンを発行できます。

店舗集客の施策として外せないのがクーポンです。

そのクーポンで来てくれたお客さんが、サービスや商品を気に入ってくれれば常連客になってくれるでしょう。

もちろん、やり過ぎてしまえば大きな赤字になってしまいますが、適切に活用すれば新規顧客・常連客を増やすことができます。

この他にも、自動応答メッセージを設定する、LINE上でポイントカードを管理する、予約受付を公式アカウントで管理するといった、店舗ビジネスにおいて役立つ機能が揃っています。

是非あなたのお店に合った機能を活用してください。

【参考】Outgrowの評判や特徴は?リード獲得施策の実装はこれ一つで

 

LINE公式アカウントの成功事例

LINE公式アカウントの主な機能、活用の仕方はわかったかと思います。

次に、どんな成功事例があるのかを見ていきましょう。

 

スターバックスコーヒーの事例 ~ 「気軽さを活用してカード発行を促進」

国内で最大規模を誇るカフェチェーンとなったスターバックスコーヒー。

新たなライトユーザーの獲得のために、LINE公式アカウントを導入しました。

リッチメニューという機能を活用して、「今のおすすめ」という項目を作り、時間帯ごとにおすすめのメニューを表示して来店を促進。

また、カスタマイズという項目では気分やフレーバーに合わせた商品とその注文方法を表示し購入を促進しています。

また、会社独自のカード「スターバックスカード」への入口として「LINEスターバックスカード」をLINE公式アカウントで発行できるようにしました。

お申込み手続きが必要な従来のスターバックスカードより気楽に発行でき、正式なカードへ誘導する仕組みとなっています。

その結果、提供開始から2ヶ月半で100万枚を発行し、独自のカードへの誘導も進んでいるそうです。

 

ハウス食品の事例 ~ 「若年層へのアプローチに活用」

グループ会社の1つハウスウェルネスフーズ株式会社より販売されている「C1000ビタミンレモン」。

発売当初から、ビタミンCが1000mg配合されているというわかりやすい商品で男性にも売れるようになり、30年以上のロングセラー商品になっています。

しかし、ロングセラー故に当時20代だった顧客も40代・50代になり、今の20代女性へのアプローチが足りない状況に陥っていました。

そこで、今の20代女性への認知度を高めるために、LINE公式アカウントを活用しました。

 

 

先着順ではあるもののC1000ビタミンレモンが手に入るギフト付きスタンプをユーザー同士で送れるようにしました。

結果として、ブランドへの好意度は1.4倍になり、認知度も大きく上昇したそうです。

SNSでも好意的な言及が多く、今後売上にも反映されてくることでしょう。

【参考】リードジェネレーションとは?Webマーケ入門者向け必須知識

 

LINE公式アカウントの料金体系は?

最後にLINE公式アカウントの料金体系についてご説明します。

 

1000通までなら無料!メッセージ数に応じた料金プラン

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントの料金は月額+メッセージ送信数で決まります。

プランは無料プラン・ライトプラン・スタンダードプランに分かれています。

小規模な店舗なら無料プランで十分

無料プランでは月1000通まで無料で送ることが可能です。

しかし、注意しなければならないのは、「1000通以上は送れない」ということです。

1000通以上送りたい場合は、上位プランにアップグレードする必要があります。試しに使ってみたいという方は無料プランから始めることができます。

ライトプランは月額固定費が5000円で15000通まで送ることがで可能です。

それ以上送る場合は一通あたり5円の追加料金がかかります。

17000通以上ならスタンダードプランが安い

スタンダードプランは月額固定費が15000円、メッセージ送信数は45000通まで送ることが可能です。

よって、送信数が17000通未満であれば、追加分を加味しても、ライトプランの方が安いということになります。

尚、追加で送りたい場合は1通あたり3円の費用が発生します。

しかし、ライトプランと同様に、送信数が増えると追加料金は安価になります。

このように無料から使うことができますが、有料プランの場合月額+追加メッセージに応じた課金が発生します。

なのであなたのビジネスで「月にどれくらいメッセージを送りたいか?」を明確にした上でプランを選択するのがおすすめです。

迷ったらまずは無料プランから

尚、プランの切り替えはすぐにでき、料金もすぐに切り替わるとのことなので、まずは無料プランからはじめてみて、送信数を見ながらプランを切り替えていくのがいいのかもしれませんね。

 

プレミアムIDの取得は月額100円

公式アカウントを開設すると、ベーシックIDというランダムな文字列がそれぞれ付与されます。

これを、そのまま使ってももちろん構いません。

しかし、覚えやすいIDにした方がID検索から直接登録してもらえる可能性が高くなりますし、店舗でアピールする際にもわかりやすくなるでしょう。

オリジナルの文字列を取得するにはプレミアムIDを購入する必要があります。

月額100円もしくは年間1200円でプレミアムIDを獲得することができビジネスに役立てることができるでしょう。 (※料金は2021年3月現在)

 

LINE公式アカウントを始めて、お客さんと交流しよう

この記事では LINE 公式アカウントの概要や機能、料金体系についてお伝えしました。

もし。あなたが飲食店や美容院など店舗を活用するビジネスならLINE公式アカウントは非常に便利なツールです。

無料から使えるので、店舗ビジネスの集客・運営に役立ててください。

【参考】Bufferとは?複数のSNSをまとめて運用できるツールを解説

関連記事

最新の記事

  1. 不動産投資に資格
  2. 経年劣化、通常消耗、特別消耗
  3. 短期賃貸
  4. 固定金利と変動金利
  5. 家賃債務保証
  6. 再建築不可物件
  7. 駐車場経営
  8. 不動産投資でカモ
  9. 家賃の値下げ交渉
  10. 木造・鉄骨造・RC造

ピックアップ記事

  1. 断るべき仕事
  2. エンジニアに未経験で
  3. Smartmockups
  4. ベンチャーキャピタルへのアプローチ
  5. ZoomとGoogleMeet
  6. 採用アウトソーシング
  7. 登記事項証明書
  8. 田舎起業
  9. ハラスメントの事例

おすすめの記事

  1. グループシンク
  2. マーケターの必読書
  3. Keyword Tool
  4. 労働組合の作り方
  5. タスク管理ツールといっても用途や目的ごとに様々な種類があります。ビジネスを効率よく動かすにはタスクやプロジェクトの管理が欠かせません。選び方を間違えると効果が出ないことも。この記事では、タスク管理ツールの種類と選び方、おすすめのツールを紹介します。
  6. 定款
  7. 人望が厚い人
  8. ミドルの転職
  9. 出向
  10. ダブルワーカーの残業代
ページ上部へ戻る