アウトライナーツール、というものを聞いたことがあるでしょうか。
初めて聞いた、という方も少なくないかもしれません。
しかし、実はこれ、ビジネスマンにとってかなり便利なツールです。
特に、
- プログラマー
- Webデザイナー
- ライター
などのクリエイティブ職に就いている人は、かなり重宝するツールです。
アウトライナーを使いこなすと、作業効率を一気に向上させることができるのです。
この記事では、シンプルかつパワフルなツールであるアウトライナーの概要と使い方を解説し、おすすめのアウトライナーツールをご紹介します。
アウトライナーとは?
アウトライナーとはアウトラインを効率よく作ることができるツールです。
アウトラインとは見出し、目次のこと。
見出しをすばやく作成して、その見出しごとに情報を管理・整頓できます。
一般的な文書作成ツールと比較すると、見た目・デザインまでは調整できません。
しかし、見出し・構成をとにかく素早く作れるのが魅力。
そのため、中身もスピーディに作ることが可能になるのです。
シンプルな用途ゆえに、便利で使いやすく、様々なシーンで活躍します。
アウトライナーの使い方
次に、アウトライナーの使い方について、具体例と一緒に解説しましょう。
1. 思考の整理、分類
まず、思考の整理、分類に便利です。
例えば、ある施策について迷っているときに、「反対」「賛成」という見出しを作ります。
そして、反対には反対する理由を書き込む。
同時に、賛成にも同様に賛成する理由を書き込む。
そうすることで、客観的な脳内会議の開催が可能です。
見出しを作り、そこに書き込む際にスムーズに記録できるのが特徴。
余計な手間をかけずに思考に集中できます。
また、ブレーンストーミングの結果を整理するときにも役立ちます。
日頃のメモ、日記にも便利でしょう。
2. プログラムのソースコード
プログラミングに欠かせないソースコードの下書き作成にも便利です。
ソースコード作成は、コードの構造を厳密に意識しなければなりません。
そういう時は、アウトライナーがしっくりきます。
また、それ以外にも、Webデザイナーなど、全体的な構成・構造を意識して作業する人におすすめです。
3. コンテンツの企画、構成
文章、動画等のコンテンツも、アウトライナーで企画や構成をスムーズに作れます。
そもそもアウトラインは目次なので、コンテンツ制作にピッタリ。
電子書籍はもちろん、ビデオ講座からこのようなWeb記事の構成もスムーズに作れます。
【参考】Canvaとは?バナー外注不要に?無料で使えるデザインツール
おすすめのアウトライナーツール3選
最後に、おすすめのアウトライナーツールを3つご紹介しましょう。
Dynalist
画像引用元:https://dynalist.io/
無料で十分便利に使えるアウトライナーツールです。
ブラウザ上でサクサク動き、ストレスなく入力できます。
アプリ版もあり、同期も簡単にできるので、PCが使えない外出先でも使う事が可能です。
Dynalistの利用はこちら
Workflowy
画像引用元:https://workflowy.com/
「アウトライナーの代表」と言われるほど有名なアウトライナーツールです。
無料から使えますが、無料版だと見出し数に制約があります。
アプリ版との連携・同期も可能です。
Workflowyの利用はこちら
Notion
画像引用元:https://www.notion.so/ja-jp
厳密にはアウトライナーツールではないかもしれません。
しかし、アウトライナーのように入力することが可能です。
他にも、チームでの作業、ファイルの共有、文章・表の作成など、多くの機能を備えています。
アウトライナー以外にも色々な作業をまとめて実行したい人は、Notionがおすすめです。
Notionの利用はこちら
【参考】Notionで業務マニュアルを簡単に作る方法【解説画像付】
アウトライナーツールで生産性アップ
ここでは、アウトライナーツールの活用方法とおすすめのツールを紹介しました。
効率よく構成に沿って情報を仕分け・記録できるので、作業スピードが大幅に向上。
また、リズミカルに入力できるため、使っているだけで楽しい気分になれる副次的な効果もあります。
アウトライナーツールを、ぜひ試してみてください。