IT介護の問題を解決!ITリテラシーを高める5つの習慣【後編】

IT介護で発生する、様々な問題。

前編では、これを解消するには、個人・組織でITリテラシーを高める必要があるということをお伝えしました。

しかし、急にITリテラシーを高めることは難しいのも現実。

無理なく、しかし効率的に、少しずつレベルアップしていくのがおすすめです。

ITリテラシーを高める行動を日々の習慣に取り入れることで、自然と成長できます。

また、巷には、ITリテラシーを高めるサービスやコンテンツも増えてきています。

それらをうまく活用することで、楽しみながらスキルアップできたりします。

この記事では、

  • ITリテラシーを高める5つの習慣
  • ITリテラシー向上に役立つサービスやコンテンツ

についてご紹介いたします。

「何とか、社内全体のITリテラシーを高められないかな?」

という人も

「つい、同僚や部下にIT関連のことを尋ねちゃうんだよな…」

という人も。

ここでは、IT介護の問題を解決させる5つの習慣について解説していきます。

【参考】IT介護とは?IT音痴が引き起こす問題と採り得る4つの対策

 

IT介護

 

IT介護問題を解消!ITリテラシーを高める5つの習慣

ITリテラシーを高めるために、短期間で済むトレーニングや研修を受けるのも1つの手段。

しかし、全くリテラシーが無い状態から、短期間で身に付けるのは大変です。

また、すぐ忘れてしまうケースも多いでしょう。

そのため、日常の業務や生活の中に、ITリテラシーを高めていく習慣を取り入れる必要があります。

そして、実践を踏まえながら、少しずつ向上させていくのがおすすめです。

ここでは、ITリテラシーを高めるための5つの習慣についてお伝えしましょう。

 

習慣1:まずは検索する

わからない事が出てきたら、まず検索。

これによって、ITリテラシーの中でも重要な「検索する力」を身に付けることができます。

ITリテラシーが高い人でも、IT関連で発生する問題で、解決策を全て知っているという人は、まずいません。

では、自分が知らない問題が発生した場合、どうしているのか。

ITリテラシーが高い人は、すぐに調べて問題を解決します。

彼らには、「検索して解決する能力」があるのです。

あなたも、わからないことがあったら、まずは検索して調べるようにしてみてください。

意外と、自分で解決できるようになりますよ。

プライベートでも、「分からないことに遭遇したら調べるようにする」。

これを習慣化すると、より効果的にトレーニングできます。

 

習慣2:ITツールをとにかく使ってみる

次の習慣は、とにかく慣れていこうというものです。

IT関連も車の運転や日常業務と一緒。

慣れれば苦手意識もなくなります。

また、世の中には様々なツールが出ていますが、似たような仕組みのものが多いのも事実。

また、使っていくうちに興味も出てくることもあるため、能動的に知識・スキルを高めることが可能です。

 

習慣3:IT関連の趣味を持つ

他には、ITリテラシーが高まるような趣味を持つのもいいかもしれません。

例えば、ブログやSNSでの情報発信。

実は、ブログ、SNS、YouTubeチャンネルの運営は、総合的かつ基礎的なITスキルを身に付けることが可能。

ネット上での共通の趣味の友人も見つかるという、副次的な効果も期待できます。

他にも、今の趣味をオンライン化するという方法もあります。

例えば、

  • 将棋だったらアプリでやってみる
  • 合唱だったらZoomでビデオ通話した状態で歌うようにする

といった方法です。

 

習慣4:ITパスポートの勉強をする

ITパスポートは、経済産業大臣が管轄している国家資格です。

IT活用における必須レベルの知識を習得していることを証明するものです。

そのため、

  • ITパスポートを持っている
  • 過去問が解ける
  • そのための勉強をして身に付けている

ということで、ある程度のITリテラシーがあることを証明できます。

過去問は広く公開されているため、トレーニングもしやすいでしょう。

問題も、全て4つからの選択式なので難易度も低め。

単に、ITリテラシー向上のためだけなら受験までする必要はありません。

しかし、比較的簡単で、履歴書にも記載できる国家資格というのは魅力。

その気になったら取得してしまうことをおすすめします。

 

習慣5:使い方をマメにメモする

ツールの使い方やIT関連の知識を身に付けたら、その都度メモするようにしましょう。

そうすれば、忘れても改めて聞く必要もなくなります。

また、「書く」という行為自体が、記憶の定着にもつながります。

そのメモも、文書作成アプリやソフトで記録すると、ITリテラシー向上に役立ちます。

【参考】ITリテラシーを高めてIT介護の問題を解決する【前編】

 

IT介護問題の解消に役立つサービスやコンテンツ

最後に、ITリテラシーの向上に役立つサービスやコンテンツをご紹介します。

ぜひ、活用して、IT介護の解消に繋げてください。

 

ITパスポート試験ドットコム:過去問道場

ITパスポートの過去問を、ブラウザ上でひたすら解けるサイトです。

間違えても解説が出るので、知識が身に付きます、

とにかく、ITリテラシーに関する基礎知識を詰め込みたいならおすすめ。

無料で使えるのも使いやすいポイントです。

サイトはこちら。

 

ITリテラシー向上研修(1日間)(インソース)

1日で、ITができる人になれるというふれこみの研修です。

研修のメリットは、一気にスキルアップできる点。

この研修は、「理解度80%以上」と評価も高いです。

他にも、ITリテラシーを向上させる研修は世の中にたくさんあります。

一気に社内のITリテラシーを高めたければ、調べてみて、検討してみるとよいでしょう。

ただ、お伝えした通り短期間で詰め込むと、忘れてしまうこともあります。

そのため、研修後も、定期的にフォローアップすることが必要になるでしょう。

紹介ページはこちら。

他にも、

  • ITパスポートの過去問を掲載している書籍
  • ITリテラシーの入門書
  • ITリテラシーを高めるオンライン講座(eラーニング)

等々で、ITリテラシーを向上させることができます。

学びやすい方法で導入・実践していくようにしましょう。

【参考】ポータブルスキルとは?転職先で通用するスキルを手に入れる

 

ITリテラシーを高めて、IT介護をなくそう!

この記事では、IT介護の問題を解決するために、ITリテラシーを高める習慣についてお伝えしました。

習慣化して、ゆっくりと改善することで、IT介護問題を解消させることができます。

ぜひ、できるところから取り入れてみましょう。

【参考】脱ハンコを社内で推進する4つのコツと有用なツールや手法

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