中高年社員が職場で若手社員に嫌がられるNG言動7選

働き方や仕事に対する価値観が多様化してきている昨今。

職場で上司の立場にいる中高年社員も、時代に合わせた振る舞いが求められます。

若い社員たちに陰で笑われるくらいならまだ「華」かもしれません。

しかし、それが原因で自分の立場が危うくなったり、トラブルになったりするとなると話は別。

今すぐ見直すべき、職場で部下や若手社員から嫌われる中高年社員の言動を7つ紹介します。

【参考】部下の叱り方は?パワハラ・モラハラ上司にはならない

 

中高年社員

 

中高年社員も抗えない、価値観の変化

昨今、どこの職場でも、中高年社員の言動に対して過敏に反応する若手社員が増えてきているそうです。

世代間の価値観のズレは、多少は仕方のないことかもしれません。

しかし、特にベテランや中堅は、自分の立ち振る舞いについて注意しないと、

  • ハラスメントだと言って休職されたり訴えられたりする
  • 労働基準監督署に駆け込まれて問題が大きくなる
  • 部下がどんどん辞めていったりする

といったことも起こっています。

少なくとも、

  • 「年長者の言うことは絶対」
  • 「とにかく上司には従うもの」

と言う、前時代的な、体育会的な考え方は改めた方が良いでしょう。

【参考】ハラスメントの事例集!知らないとヤバいリスク8選

 

中高年社員が職場で嫌われる言動

それでは、具体的にどんなことに気をつけるべきか、職場で嫌われるおじさん社員の言動をいくつか紹介します。

 

1. 精神論や根性論を押し付ける

まず、古臭い精神論や根性論を押し付けることは、特に今の若手社員には嫌がられます。

例えば、

  • 「ミスをするのは気合が足りないからだ」
  • 「残業してなんぼ、残業代を全額つけるなんてありえない」
  • 「長時間労働しないと成長しない」

などです。

このように、根拠のない言葉を一回でも使ってしまうと、部下のモチベーションを下げてしまったり、呆れられたりすることになります。

 

2. 部下に対して常に不機嫌、威圧的に接する

次に、

  • 理由も明らかでないのに常に不機嫌
  • 部下に対して威圧的に接したりする

のもNGの言動と言えます。

この辺りは無意識にやってしまいがちかもしれません。

そのような振る舞いをして自分の威厳を保とうとしても、周囲からは、

  • 面倒臭い人
  • 関わりたくない人

と認識されるだけではなく、相手を萎縮させてしまい部下の成長を阻害する要因にもなります。

常にニコニコする必要まではないかもしれません。

しかし、極力、話しやすい上司、接しやすい上司になれるよう心がけましょう。

 

3. 給与に見合った仕事をしない

また、俗に言う「働かないおじさん」も、職場で嫌われる典型的な例です。

一生懸命働いている若手社員よりも多くの給料を貰っているのにもかかわらず、

  • 一日中ネットサーフィンをしている
  • 仕事とは関係のないことをして時間を潰したりしている
  • 何をしているか分からない

といった人です。

「そんなこと言われたってどうしようもない」

と思う人も少なくないかもしれません。

しかし、危機感を持って、自分の在り方について考える必要があるかもしれません。

 

4. 武勇伝、自分語り、自慢話、

「自分の若い頃は〇〇だった」

「会社から何度も表彰されたことがある」

など、自分語りや自慢話をすることも、嫌われる原因になるでしょう。

また、自分の経験を元に部下に対して、

  • 求められてもいないアドバイスをする
  • 逐一口を出して小言を言う

のも嫌がられてしまいます。

 

5. アナログにこだわる

最近、どこの業界でも業務の自動化、ペーパーレス化など新たな試みがされてきています。

しかし、いつまでも昔ながらのアナログなやり方にこだわり、頑なにやり方を変えないのは問題です。

部下だけでなく周囲の人から遠ざけられてしまう一因となります。

何もかも新しくすれば良いわけではありませんが、

  • 部下に資料を毎回プリントアウトさせる
  • チャットやメールではなく口頭や電話で報告を求める

のはもう時代遅れと言えます。

 

6. 部下のプライベートに首を突っ込む

若手社員ほど、仕事とプライベートをしっかり区別しようとします。

上司だからといって、

  • 仕事とは関係のないプライベートなことを聞こうとする
  • 業務時間外に頻繁に連絡する
  • 私用のSNSをフォローしたりする

といったことも、今の時代はアウトです。

しつこくプライベートに干渉しようとすると、セクハラ、パワハラと言われ訴えられることもあります。

十分に注意する必要があるでしょう。

 

7. 最低限のマナーを守らない

職場でどんなに偉くても、マナーを守らなくて良い口実にはなりません。

特におじさん社員にありがちな行為として、

  • 口臭、体臭ケアを怠る
  • 音を立てながらデスクで食事を取る
  • 食後に堂々と爪楊枝を使う
  • 靴下を脱ぐ
  • 異性の社員にボディタッチをする

などが挙げられます。

【参考】ハラスメントとは?知っておきたいこんなものまで「●●ハラ」

 

嫌われる中高年社員にならないようにしよう

もちろん、若手社員に嫌われないよう、忖度しすぎる必要はありません。

しかし、中高年社員でも、新しい価値観やどんな行為がNGとなるのかを理解しておくことは必要。

場に相応しい振る舞いをすることは中高年社員云々に関係なく、全ての社会人に求められることです。

この辺りを疎かにすると、徐々に自分の居場所がなくなっていきます。

不用意な言動を起こさないように注意しましょう。

【参考】クラッシャー上司とは?厄介な人材の特徴と対応策

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