MLMは危険?マルチ商法やネズミ講と同じか、似て非なる物か

MLM、と聞いて、ピンとくる人は少ないかもしれません。

「何か怪しい」と思っている人もいるでしょう。

マルチ商法やネズミ講と並べられることもありますが、これらは似て非なるものです。

ここでは、MLMやマルチ商法、ネズミ講、それぞれの意味や法的扱いを明確にした上で、MLMに関わる際の注意点やリスクを解説します。

【参考】不動産投資詐欺の主な手口4パターンと騙されないための対策

MLM

 

MLMとは?

MLMとは、Multi-level Marketing(マルチ・レベル・マーケティング)の略称です。

ネットワークビジネスとも呼ばれるビジネス形態の一つ。

ある商品のユーザーを販売員(ディストリビューター)として起用するというのがその特徴です。

MLMの販売員が新規顧客に商品を売り、更にその顧客が販売員化するということを繰り返し、最初の販売員を頂点とするピラミッドを形成しながら、次々に新顧客を増やしていきます。

「顧客兼販売員」が増えることで、頂点に立つディストリビューターの収益につなげるのが主な仕組みとなっています。

有名どころとしては、

などが挙げられます。

【参考】SNSで詐欺?悪質な勧誘やアカウント”あるある”を一挙公開!

 

MLMは違法?

MLMはよくマルチ商法、ネズミ講などと混同して認識されます。

その実態から、区別が曖昧になっていることが多いのも事実のようです。

まずは、それぞれの法的な位置づけや違いについて見ていきましょう。

はじめに、MLMに関して言うと、MLMはあくまで俗称に過ぎません。

法的には「連鎖販売取引」と呼ばれます。

よく違法性について語られることがありますが、「特定商取引法 第33条」で定義される販売形態で運営される限り「合法」。

一つのビジネスとして位置付けられています。

ただし、事業を合法的に運営するためには、以下の4つの条件をクリアしなければなりません。

1、物品の販売(または役務の提供など)の事業であって

2、再販売、受託販売もしくは販売のあっせん(または役務の提供もしくはそのあっせん)をする者を

3、特定利益が得られると誘引し

4、特定負担を伴う取引(取引条件の変更を含む。)をするもの

※引用:特定商取引法第33条

 

マルチ商法、ネズミ講について

マルチ商法も連鎖販売取引の一つの俗称です。

しかし、言葉のイメージが先行してしまい、世間的にはなかなか良いイメージを持たれません。

また、ユーザーを増やし利益を得るという点で似ていることから、MLM=マルチ商法=ネズミ講とも認識されがちです。

ですが、MLM、マルチ商法とネズミ講はその定義、法的扱いに関して全く異なります。

 

ネズミ講は違法

MLMが合法的な取引であるのに対し、ネズミ講は無限連鎖講と呼ばれる違法行為に該当します。

「会員になって新しい人を紹介すれば紹介料がもらえる」

という口実でどんどん会員を増やしネットワークを広げていくのは同じです。

しかし、商品の販売ではなく、金品の受け渡しが主な目的となっているからです。

【参考】取り込み詐欺とは?被害のパターンと回避するための習慣4選

 

怪しい勧誘にはご注意を!

MLMは法的に認められた事業形態の一つであることは間違いありません。

しかし、法的に問題がなければトラブルにならないかと言うと、それは別問題。

安易に手を出してしまうと、思わぬ問題やトラブルに巻き込まれてしまうケースが多々あります。

 

友人関係に亀裂が生じる

そもそも、MLMは、なかなか上手くいかないものです。

何が難しいかというと、顧客を捕まえるのが難しいのです。

MLM側は「SNSやイベントを通じて知り合いが出来るから大丈夫」と言います。

しかし、そんなに甘いものではありません。

そして、MLMに手出しをしてしまった人は、「物品の購入」という先行投資をしていることから、それを回収しなければと躍起になります。

そこで、例えば、親兄弟や親しい友人や知人を誘ってしまうのです。

これはMLMにおける集客の常套手段となっています。

「昔の知人から久々に連絡が来たと思ったら勧誘だった」

という経験談を聞いたことがある人も少なくないかもしれません。

ビジネスと称してMLMの話を持ちかけてしまうと、それだけで距離を取られてしまう可能性もあります。

また、取引成立後、その友人が思うように収益を得られなかった際に恨みを買うことにもなります。

 

犯罪行為に巻き込まれることも

MLMにおける勧誘行為、商品の販売行為自体は法的に問題ありません。

しかし、

  • 甘い言葉で勧誘されたり
  • 認識のズレを利用されて半ば強引に商品を買わされたり
  • 合法性を装って違法なことに巻き込まれてしまったり

といったケースも後を絶ちません。

最初は単なる勧誘活動や商品販売をするだけだったが、途中から詐欺行為に加担するように圧力をかけられるということも度々起きているようです。

また、ビジネスセミナーと称してネットワークビジネスの顧客勧誘のための場所をセッティングしている業者もあります。

それを知らずに参加してしまうと、お金を払うと言うまで帰らせてもらえないと言うこともあるようです。

【参考】起業セミナーに参加するメリットと怪しいセミナーの見分け方

 

まとめ

まとめると、MLM、マルチ商法、ネットワークビジネスは全て同じ「連鎖販売取引」であり、一応、合法。

一方で、ネズミ講は無限連鎖講と呼ばれる違法行為です。

しかし、MLMはたとえ合法であってもその仕組みや性質上、どうしても「搾取されてる感」が否めません。

法的な位置づけはともかく、実態として、危うい要素が多いのも実態です。

友人から勧誘されたからといって、その実態をしっかり把握せずに

「こいつなら信用できる」という自信だけで手を出しまうと思わぬトラブルになります。

関わる際にはくれぐれも気をつけましょう。

【参考】副業から起業へ!段階を踏んだ起業のメリット3つと注意点3つ

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