マウンティングとは?そのタイプと職場での対処法4選

職場でも、マウンティングをしてくる人はいます。

  • 承認欲求を満たすため
  • とにかく相手より恵まれていることを確認するため

色々な理由がありますが、これは、人間の本能であるとも言われます。

特に、上下関係のある職場では、マウンティングを取ろうとする人は少なくありません。

ここでは、職場で自分の利益を守り、仕事に支障を出さないために知っておくべきマウンティングへの対処法を紹介します。

【参考】意識高い系は仕事はできない?そう言われないために

 

マウンティング

 

職場で横行する「マウンティング」

  • とにかく自慢したい
  • 相手より上に立ちたい
  • 他人によく思われたい

このような動機からマウンティングする人は、どこの職場でも一定数存在します。

マウンティングする人、通称マウンターは、笑って見ていれば害はないように思えます。

しかし、付き合い方やマウンティングされた際の対応を間違うと、面倒になることも。

実際に職場で遭遇した際に自分自身を守るためには、マウンターの特徴を理解すること、そして適切な対処法を知っておく必要があります。

 

マウンティングのタイプ

マウンティングには、3つのタイプがあるとされます。

ステータス系、リア充系、物知り系、の3つです。。

1. ステータス系

ステータス系は、自分の学歴や年収、住まいのことを事あるごとに引き合いに出し、自慢したり自分より下の人を見下した発言をしたりします。

  • 「私は某有名大卒だけど〇〇さんはどこの大学出身?」
  • 「〇〇大学ってどこにあるの?」
  • 「この前タワマンに引っ越したんだー」
  • 「そんな場所によく住めるね(馬鹿にしながら)」

などです。

2. リア充系

リア充系は、

  • 彼氏や彼女がいますアピール
  • 旅行に行った
  • 休日に〇〇をした

といったことを、聞いてもいないのにさも自慢げに話してくる人です。

リア充系のマウンティングは、直接会話の中で起きることもあります。

しかし、同僚がフォロワーにいる、Instagram等のSNSで日常の充実ぶりをアピールすることもあります。

3. 物知り系

最後が、物知り系。

常に上から目線で接したり、自分の知識を自慢するために求めていないアドバイスを誰にでもしたりします。

また、知ったかぶりや相手の無知を必要以上にバカにする人です。

【参考】嫌われる上司とは?リスペクトされる上司との差は

 

職場におけるマウンティングの対処法

それでは、実際にマウンターに職場で遭遇した際や、マウンティングされた際に取るべき対処法と注意点を見ていきましょう。

 

1、自然に距離をおく

これが一番無難です。

ただの同僚で、特別利害関係がない場合には、自然に距離をおくこと。

必要最低限の挨拶や、仕事上のやりとり以外には、自分から積極的に話しかけたり、関わったりしません。

そうすれば、特に問題は起きないでしょう。

 

2、メタ認知でやり過ごす

距離をおいても、相手の方からしつこくマウンティングしてくることがあります。

その場合には、「メタ認知」をしましょう。

メタ認知とは、物事を普段より高い視点、もしくは客観的な視点から考える思考法です。

マウンティングをしてくる人と同じ視点に立って考えるのではなく、「この人はこういう人なんだな」と言った感じで捉えます。

まともに相手にせず、自然にやり過ごしましょう。

 

3、適当な返答でスルーする

マウンティングが好きな人でも、何時間も話し込んだりする人は稀です。

満足すれば、それで退散してもらえるケースがほとんどでしょう。

そのため、

  • 「へ~、そうなんですね」、「すごいですね!」と言った表現を用いて軽くスルーする
  • 「貴重なご意見ありがとうございます」と表向きは感謝する

といった流れで会話を終了させるのも一つのテクニックです。

 

4、逆に利用する

ステータス系や物知り系のマウンターの場合、懐に入って利用したり、頼み事をしたりすることもできます。

例えば、学歴や実績の自慢や求めてもいないアドバイスをしてきた場合。

苦手な業務、面倒な業務を手伝ってもらうように頼むと、相手はメンツを守ろうとして、嫌でも応じてくれたりします。

自分のスキルや知識を自慢している以上、「できない」と断られることはありません。

 

しかし、注意点もあります。

 

1、完全無視はNG

ただの友人、知人のマウンターの場合にはただ無視すれば良いでしょう。

しかし、たとえ違う部署でも、少なからず仕事上の付き合いがある人の場合、完全に無視するのは考え物。

無視すると、相手を必要以上に刺激してしまいます。

悪質な嫌がらせをされたり、上司の場合、仕事を振ってもらえなくなったりするリスクがあります。

 

2、同じ土俵に立たない

同じ土俵に立ってマウンティングで返すようなことも控えた方が良いでしょう。

自分は相手より優れている、恵まれていると認識したところで、それで評価が上がったり収入が上がったりすることは一切ありません。

ただの不毛な争いのために、時間と労力を使うだけになります。

【参考】職場の人間関係!深入りし過ぎる弊害と距離の保ち方

 

マウンティングを上手くあしらおう

何より、マウンターには極力関わらないのが一番です。

しかし、マウンティング仕返したり、からかったりと、下手に刺激してしまうと、マウンティングされた人が悪者扱いされてしまうこともあり得ます。

変に張り合おうとせず、上手く対処するようにしましょう。

【参考】朝活とは?成功のカギは朝!社会人必見”朝活”のすすめ

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