BASE vs Shopify 機能や金額を徹底比較

「ネットショップを始めたい!」

そう思った人がよく比較するプラットフォームが、BASEとShopify。

どちらかを使って始めたいけど、どっちがいいがいいんだろうか?

そう悩んでいる人も少なくないのでは?

この記事では、ネットショップ開設ツールを選ぶときのポイントを踏まえたうえで、BASEとShopifyを比較し、それぞれどんな人がおすすめかをお伝えします。

【参考】オンラインサロンとは?有名人も続々参入!実は起業に最適?

 

BASE Shopify

画像引用元

https://thebase.in/

https://www.shopify.com/jp

 

ネットショップ開設ツールを選ぶ時のポイント5選

まずは、ネットショップを作成・運用するツールを選ぶ時のポイントをお伝えします。

 

料金、販売手数料

まずは、料金と販売手数料です。

ネットショップの運営にかかる費用が少なければ、その分多くの利益を得られます。

より多くの利益を獲得したいなら、料金や販売手数料は最も注目するべきポイントです。

尚、「料金」と「販売手数料」は異なります。

料金は、月額や年間、全く売れなくてもかかってくる費用。

対して、販売手数料は、商品が売れた際に「売上の●%」という設定でかかる費用です。

この手のサービスは一般的に、利用料金が無料のプランは販売手数料が高く、有料プランになると手数料が安くなる、といったケースがよく見受けられます。

また、単純な安さだけでなく、明快さも重要です。

例えば、販売手数料は一律の場合と、金額や支払方法で変わる場合等があります。

この料金や販売手数料の課金形態がシンプルであれば、売上や費用、利益の予測が立てやすくなります。

計算に時間がかからなくなるため、極力シンプルな方がおすすめです。

 

マネジメント機能

次に、マネジメント機能です。

お店をスムーズに運営して利益を得るための機能は充分か?について確認しましょう。

具体的な機能としては、

  • 在庫管理
  • 商品出品
  • 写真アップロード
  • カスタマーサポート
  • 売上の回収サイクルの速さ

などが挙げられます。

これらの機能が使いやすく、不安なく使えるものであれば、その分運営がしやすいということです。

また、

  • 倉庫の貸し出し
  • 海外発送

など、あると便利な機能にも注目。

高機能であれば、効率よくネットショップを運用できます。

 

ショップ利用者の使いやすさ

次に、ショップの利用者からみた使いやすさです。

これは、「あなたのユーザーが購入しやすいショップが作れるか?」ということになります。

ネットショップのサイトが使いにくく、見た目が悪いと、成果もイマイチ。

どんなに良い商品を取り扱っていても、なかなか売れないものです。

逆に、見た目が良くて、使いやすければ、売れるネットショップになります。

使いやすさに関する機能としては、

  • ショップサイトのレイアウト
  • UI(ユーザーインターフェイスの略で、画面の見やすさ使いやすさを指す)
  • 決済方法の豊富さ

などが挙げられるでしょう。

 

集客・マーケティングに関する機能・サービス

次に、集客・マーケティングに関する機能・サービスの充実度です。

お店に人を集める、集客や購入を促すマーケティングに関する機能やサービスはあるかどうかを確認しましょう。

この機能が充実しているほど、売れるネットショップが作れます。

主に、

  • ショップの露出度を増やすサービス・機能
  • クーポン機能
  • セールスメールの送信

これらが評価するポイントです。

 

各機能の使いやすさ、わかりやすさ

最後のポイントが、各機能の使いやすさ、わかりやすさです。

ITツールに慣れていない人ほど重視した方が良いでしょう。

豊富な機能も、使いにくければ効果的にショップを運営することはできません。

逆に、わかりやすく使いやすければ、効果的にネットショップを経営できます。

各機能の操作性や明確性はもちろんのこと、ヘルプ、カスタマーサポートの充実度も確認しましょう。

また、著名なツールであれば、第三者のヘルプコンテンツも充実していることが多いもの。

そういった点では、ツールの知名度も使いやすさを左右するポイントになります。

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BASEとShopifyを簡単におさらい

次に、BASEとShopifyを簡単におさらいします。

 

BASEとは?

2012年にリリースされたECサイト作成プラットフォームです。

主要なECサービスでは、日本国内において開設実績4年連続1位となっています。

開設スピードが素早く、個人でも簡単にショップを作ることが可能です。

 

Shopifyとは?

2004年にカナダで創業されたECサイト作成サービスです。

2017年頃から日本でも本格的に展開され、日本人ユーザーもたくさんいます。

越境ECに強く、機能性・カスタマイズ性が高く、本格的なショップを解説することが可能です。

【参考】共同経営とは?「仲良し起業」の失敗パターンを知っておこう

 

BASEとShopify、それぞれのポイントを比較!

それでは、BASEとShopifyでそれぞれのポイントを解説します。

 

料金、販売手数料

BASEは2つの料金プランがあり、それぞれ

料金プラン月額料金(税込)諸手数料
スタンダードプラン0円サービス利用料:3%

決済手数料:3.6%+40円

グロースプラン5,980円決済手数料:2.9%

となっています。

業界最安値を謳っており、月商17万円以上はグロースプランがお得です。

一方で、Shopifyは3つのプランがあり、それぞれで以下のように手数料が異なります。

料金プラン月額料金(ドル)諸手数料
日本のオンラインクレジットカード手数料海外/Amexのオンラインクレジットカード手数料JCBのオンラインクレジットカード手数料外部サービス取引手数料 (Shopify ペイメントを利用していない場合)
ベーシック$253.4% + 0円3.9% + 0円4.15% + 0円2.0%
スタンダード$693.3% + 0円3.85% + 0円4.1% + 0円1.0%
プレミアム$2993.25% + 0円3.8% + 0円4.05% + 0円0.5%

決済手段で大きく変わる

それでは、比較してみましょう。

BASEスタンダードプランは、サービス利用料が決済手数料にプラスされます。

6.6%+40円と、売れた際に一番高額な手数料がかかります。

BASEのグロースプランなら決済手数料が2.9%。

一定の売り上げがあるなら、手数料は安価になります。

一方で、Shopifyは、Shopifyペイメント利用時で決済手数料は3%~4%前後。

Shopifyペイメントを利用しない決済だけに絞るなら、2%とかなり安価です。

しかし、その分販売の機会を逃すこともあり得るでしょう。

単純な安さなら、Shopifyの、Shopifyペイメントなし、クレジットカード決済が一番安価。

しかし、売上規模や採用する決済手段で大きく変わるので、よく吟味する必要があります。

料金体系のわかりやすさで言えば、BASEの方が分かりやすいと言えます。

 

マネジメント機能

BASEは直感的に管理しやすいのが特徴。

更に、無料・有料のアプリ(機能)を追加することで、注文から販売、分析まで管理可能です。

Shopifyも、プラグインのように、たくさんのアプリから必要なものを追加できます。

これらをうまく使いこなせれば、効率よく管理できます。

豊富な機能を備えるならShopifyの方が良いですが、その分複雑になるのは悩ましいところ。

シンプルさなら、BASEの方が簡単に管理できることが多いです。

 

ショップ利用者の使いやすさ

BASEでは、ショップサイトの既存のテンプレートを選んで使えます。

デザイン性が高く、使いやすいテンプレが多いのが特徴。

専門知識が無くても、簡単に見た目の良いショップを作れます。

コード編集も可能です。

更に、BASEかんたん決済で、豊富な支払方法を一度に導入できます。

一方、Shopifyは9つの無料テーマと66の有料テーマがあります。

こちらも、コードを編集すれば、より大きくカスタマイズ可能。

カスタマイズ性はShopifyの方が高いのですが、専門知識が必要で労力もかかります。

また、ShopifyはWordPressとの連携が可能なのも魅力。

デザイン性においてはより自由度が高いと言えます。

更に、Shopifyペイメントサービスを利用すれば、幅広い決済手段に対応できます。

 

集客・マーケティングに関するサービス

BASEでアプリを追加すると、マーケティングに役立つ施策を実装可能です。

  • クーポン
  • 抽選販売
  • コミュニティ機能

などがあります。

また、BASE独自のモール型アプリに出店することも可能。

更に、集客にも強みがあります。

一方で、Shopifyには、SEO対策機能や、かご落ち対策メールの機能が備わっています。

SEO対策で、広告費を抑えて集客し、かご落ち対策メールで、売上獲得の機会を逃がしません。

他にも、季節販売やコンテンツマーケティングにも対応しています。

また、第三者のアプリを追加して集客・マーケティングすることも可能。

そして、越境ECなら、海外対応されているので便利です。

 

各機能の使いやすさ、わかりやすさ

まず、BASEは日本製のサービス。

開発が日本人目線ゆえ、日本人にとって使いやすいサービスかもしれません。

サポートコンテンツも豊富で、第三者の情報もたくさんあります。

何より、直感的で使いやすいということに特化しています。

ツールに慣れていなくても、比較的すぐに使いこなせるようになるでしょう。

Shopifyは本格的な反面、やや複雑です。

日本語に翻訳されているものの、海外製ツールゆえ、操作しにくい側面も。

また、追加できる第三者製のアプリも、ほとんどが海外製です。

そして、日本の商習慣に合わない機能やツールもあります。

そのため、使用する際には注意が必要。

現在は、カスタマーサポートやヘルプサイトも日本語化されており、日本製のアプリや日本人によるお役立ち記事もあります。

そのため、そこまで困ることはないでしょう。

【参考】無人販売とは?ブーム化する不労所得ビジネスの光と影を解説

 

BASEとShopify、あなたはどっちがおすすめ?

最後に、BASEとShopifyでそれぞれどんな人におすすめかをお伝えします。

 

BASEがおすすめな人

まず、BASEがおすすめな人をお伝えします。

BASEは総合して手軽さ、使いやすさが特徴で、無料プランから始めることが可能です。

そのため、

  • とりあえずネットショップを始めたい人
  • 金銭的リスクをあまり背負いたくない人
  • 副業からネットショップ始めたい人
  • ITがニガテでもネットショップを始めたい人

におすすめと言えます。

 

Shopifyがおすすめな人

一方、Shopifyはカスタマイズ性が高く、やや中級者向けのツール。

  • 本格的なショップを経営したい人
  • 効率よくネットショップで利益を出したい人
  • 海外にも商品を売りたい人
  • ITに抵抗がない人

という人におすすめできます。

【参考】副業Udemy講師とは?儲けるための方法やコツを解説

 

シンプルさならBASE、拡張性ならShopify

この記事では、BASEとShopifyを比較して、それぞれにおすすめな人を解説しました。

もし、ネットショップを副業程度からちょっと始めてみたいという人にはBASEがおすすめです。

そこからより本格的に運用したいとなったらShopifyに切り替えるのもありでしょう。

ぜひ、検討してみてください。

【参考】起業・副業を支援するビジネスは儲かる?その訳と事例を解説

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