ここ数年でECが発達し、様々なサービスが登場してきました。
その中には、昔はできなかった、気軽に始められるようなものも出てきています。
- 起業・副業、新しい収入源を作りたいけど、大量に使える時間はない
- デザインや画像編集ができる、好き!
- まずはリスクを抑えたい
そんな人は、オンデマンド販売によるグッズ販売がおススメ。
この記事では、オンデマンド販売によるグッズの販売について、その方法やメリット・デメリットをお伝えします。
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オンデマンド販売とは?
オンデマンドとは利用者から要求があった際に、その要求に応じて、はじめてサービスを提供するシステムを指します。
そこから、オンデマンド販売とは、利用者から注文があってはじめて、製造したり、利用者への配送までやってくれたりするサービスのことを指します。
最近では、イラストや写真1枚からシャツやコップ、ジグソーパズルなどのグッズを、オンデマンド販売できるサービスが増えてきました。
オリジナルグッズ販売を始めるには良い時代と言えるかもしれません。
これは、デザインや芸術的な才能・知識・スキルが必須、というわけではありません。
しかし、
- 趣味でイラストを描く
- 格好よく写真を撮る
といったスキルがあると、経験が浅くても魅力的なグッズが作れるかもしれません。
必ずしも、優れたイラストだから売れるというわけではありません。
基本的には、「作る過程を楽しめるクリエイター気質のある人」向け。
そして、そのような人には、うってつけの起業・副業のアイディアと言えます。
【参考】副業から起業へ!段階を踏んだ起業のメリット3つと注意点3つ
オンデマンド販売のメリット
ここからはオンデマンド販売のメリット、デメリットをお伝えします。
メリット1:金銭的リスクが極めて低い
自分でデザイン・編集すれば、出品・商品の作成や登録に金銭はほぼかかりません。
よって、金銭的リスクはほぼゼロ。
元手無しで、手軽に始めることが可能です。
メリット2:一度出品すればほぼ放置で何回でも売れる
商品の販売なので、一度出品すればやることはありません。
もちろん、売るための活動は必要かもしれません。
しかし、販売活動を外部のプラットフォームに任せたりできれば、放置でもOKです。
メリット3:販売プラットフォームの力があれば無名でも売れる
集客力のある販売プラットフォーム上に頼るのは、十分に検討する余地があります。
そのようなプラットフォームなら、無名でも売れることがあります。
多くのオンデマンド販売サービスは特定の販売プラットフォームと連携しているので、そのまま出品することも可能。
集客をプラットフォームに任せることができますよ。
もちろん、一定の手数料が必要となります。
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オンデマンド販売のデメリット
デメリット1:利益率は低い
当然ですが、販売価格から、製造・販売の原価や手数料が差し引かれます。
そのため、利益率は低くなってしまうでしょう。
数個売れただけでは、充分な利益を獲得することはできません。
たくさん集客して、たくさん売る必要があります。
デメリット2:販売の難易度が高い
利用者から見ると、特に無名の売主だと、クオリティが不安。
価格が高価で、かつ届くまで時間がかかったりすると、購入までのハードルは高くなりがち。
そのため、
「販売ページでどうアピールするか?」
「どうやって人を集めるか?」
が重要になってきます。
また、販売プラットフォームに集客力がない可能性もあります。
そのため、プラットフォームの選択も重要になってくるでしょう。
デメリット3:販売のクオリティはサービス次第
販売のクオリティはそのオンデマンドサービス次第になります。
ほとんどのサービスが、一定のクオリティを保ってはいると思われます。
しかし、細かいこだわりがある場合は、慎重に選んでください。
複数のサービスを使い分けるのも良いかもしれません。
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オンデマンド販売で稼ぐコツ
それでは、オンデマンド販売で稼ぐコツについて見ていきましょう。
実用性のあるデザインにする
クリエイターとして著名でないとイラストや写真の出来栄え、デザイン単体で売れるのは厳しいです。
なので、実用性のあるデザインの商品を目指してみることをおすすめします。
その時、デザイナー・クリエイター自身が有名でなくても日本で売れている海外製の製品デザインが参考になりますよ。
商品ラインナップを増やす
何気に、商品が1つだけだとあまり売れないもの。
ECは、「単品勝負のこだわりのラーメン屋」とは異なるのです。
もちろん、そうなると、売上・利益も少なくなってしまいます。
ですが、商品ラインナップを増やすと売上・利益も増えるもの。
その分、プラットフォーム上で商品が露出する機会も増えます。
商品ラインナップを増やすことを、是非検討してみてください。
集客・販売に力を入れる
あなたが著名なインフルエンサーやデザイナーでない限り、集客力がカギになります。
集客や販売が得意なら、商品制作はオンデマンド販売サービスが行ってもらい、集客・販売に注力するのもよいでしょう。
広告による集客は手っ取り早いですが、利益率を大きく押し下げてしまいます。
そのため、メルマガリストを経由するなど、方法を工夫する必要があります。
SNSによる集客は、時間はかかります。
しかし、金銭的コストをかけずにブランディングできると、費用をかけずに集客し続けることができるようになります。
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おすすめのオンデマンド販売サービス
最後におすすめのオンデマンド販売サービスを3つご紹介しましょう。
PixivFactory
イラストコミュニケーションサイトPixivが運営するオンデマンドサービスです。
イラストから多種多様なグッズを作り、同社が運営するBoothやBaseで販売できます。
元々Pixivでイラストを投稿していた、クリエイター活動をしていたのならおすすめです。
公式サイトはこちらです。
SUZURI
GMOペバボ株式会社が運営するオンデマンド販売サービス。
ファッション系アイテムの種類が豊富なのが魅力。
そのままSUZURIでショップを開設して売ることもできます。
おしゃれなデザインのグッズを売りたいならSUZURIがおすすめです。
公式サイトはこちらです。
Up-T
こちらは、Tシャツに強いオンデマンド販売サービス。
サイト内で、オリジナルショップの立ち上げも可能です。
公式サイトはこちらです。
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オンデマンド販売でリスクを抑えてグッズ販売を始めよう
この記事では、オンデマンド販売の特徴やメリット・デメリット、おすすめのサービスをお伝えしました。
手数料がかかるものの、金銭的リスクなしでグッズ販売ができる時代です。
オンデマンド販売をやるなら、賢く集客して、少ない時間で利益を獲得しましょう。