インフィード広告とは?その魅力と運用のコツを解説

「Web広告」と一言で言っても、いくつか種類があります。

その中でも、インフィード広告は、ユーザーにとっても、マーケターにとっても非常に魅力的な広告として注目を集めています。

そもそもインフィード広告とはどのような広告なのか、バナー広告との違いも踏まえた上で、その魅力や運用のコツについて解説していきます。

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インフィード広告

 

インフィード広告とは?

インフィード広告とは、SNSのタイムラインやニュースサイトの一覧(フィード)に、自然な形(他の投稿と同じサイズで)で表示されるWeb広告の一つです。

Web広告と言うと、従来はGIFなどのアニメーションが施されたバナー広告が主流でした。

しかし、スマホやSNSの普及、ユーザー数の増加に伴って、モバイル端末との相性が良いインフィード広告が多く用いられるようになってきています。

特に、日本のネットユーザーの半数以上が使っているとされる「Yahoo! JAPAN」アプリ。

このトップページの仕様がタイムライン化し、インフィード広告の枠が設けられたことをきっかけに、一気に認知されるようになりました。

今では、

等でも、当たり前のようにインフィード広告は使われています。

【参考】ステマとは?知らないとマズイ?事例や危険性を解説

 

インフィード広告の魅力

インフィード広告は、なぜ、これほどまで使われるようになったのでしょうか。

その魅力について見ていきましょう。

 

コンテンツに馴染みやすく、見栄えが良い

まず、各SNSやサイトの表示画面に馴染みやすく、見栄えが良いことが、インフィード広告の最大の魅力と言えるでしょう。

バナー広告の場合、レイアウトに拘ってコンテンツを作っても、

  • その箇所だけが変に目立ってしまう
  • デザインが馴染まず、ユーザーに不快感を与えてしまう

といったことがあります。

しかし、インフィード広告は、通常の投稿やタイムラインなどに溶け込む形で表示されるのが特徴。

そのため、これまでのバナー広告のようなデメリットがないのです。

 

視認されやすい

次に、視認されやすい、ということが挙げられるでしょう。

コンテンツに馴染む形で自然に広告を表示できれば、ユーザーのサイト閲覧の邪魔にもなりません。

「閉じる」ボタン押さねば消えないような広告の場合、ユーザーにストレスを与えてしまうことがあります。

また、単にスルーされるだけになってしまうケースも多いでしょう。

その点、インフィード広告は自然な形でコンテンツに溶け込んでいるため、読まれやすいのが特徴。

消されることもありません。

 

クリック率が高い

コンテンツに馴染み、視認されやすいということは、結果的にクリック率やコンバージョン率がアップするということでもあります。

積極的にインフィード広告を活用していくことで、広告効果も上がり易くなります。

【参考】無料レポート配布は効果ある?HubSpotに学ぶリード獲得事例

 

インフィード広告を効果的に運用する3つのコツ

インフィード広告には、他のウェブ広告にはないたくさんの魅力があることは確か。

しかし、ただ載せれば良いというわけではありません。

効果的に運用するためには、それなりにコツが必要となるのです。

 

1. ユーザーを飽きさせないための設定、工夫を施す 

スマホやタブレットなどのモバイル端末を持っている人は、毎日のようにネットやSNSを利用しています。

当然、インフィード広告も毎日のように目にしていることになります。

広告のイメージや内容が、毎回全く同じだったり、ほとんど変化のないものだったりすると、いくら見栄えが良くても、飽きられてしまうリスクがあります。

そうならないためにも、

  • 定期的にテキストを変える
  • 訴求ポイントを変えてみる
  • 画像を差し替える

等をして、ユーザーを飽きさせないための工夫を施す必要があります。

また、同じユーザーに対して全く同じ広告が何度も表示されないようにするのも重要。

各コンテンツにある、フリークエンシー(表示回数制限)設定も忘れずに行いましょう。

 

2. 広告だと分かるようにする

インフィード広告は、その特徴が故に、広告だとは知らず間違ってクリックされてしまうこともあります。

意図的ではなくても、ユーザーの中には騙されたと感じてしまう人もいるでしょう。

そのため、文字のフォントを変えるなどして、広告だとわかるようにするのも、より効果的に広告を運用していくために求められることです。

 

3. ユーザーの「注意」ではなく、「関心」を引く

Web広告でよくありがちな、

「今だけ〇〇%引き!」

「お得なクーポンが必ずもらえる!」

と言ったフレーズは、確かにユーザーの注意を引きやすいかもしれません。

しかし、その手法を多用し過ぎると「また広告か」と思われてしまうもの。

そのままスルーされてしまうことも多いでしょう。

インフィード広告の魅力を生かしつつ、広告効果を最大化するためには、ユーザーの「注意」ではなく、「関心」を引くことが重要。

例えば、美容系の広告なら、女性の画像と共に「50歳でこのピチピチ肌、その秘訣は?」と言った感じで、ついつい広告をクリックしたくなるような工夫を施しましょう。

【参考】ABテストとは?検証すべき主な要素と必要性、実施方法を解説

 

インフィード広告を使いこなそう

インフィード広告は、SNSの投稿などと同じ形で表示される広告。

ゆえに、ユーザーに不快感を与えたりするリスクが低く、高い効果が見込めます。

一方、「騙された」というネガティブな印象を与えてしまうこともあるのが注意点。

魅力をしっかり活かせるように、コツを押さえて運用していきましょう。

【参考】心理効果を知り使いこなす!マーケターの必須テクニック9選

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