最近話題になっているYouTubeショート動画。
短時間で手軽に見れる性質上、ビジネスでも活かせるとのことで注目されています。
そして、シンプルなショート動画であれば、Canvaでも容易に制作・編集することができます。
この記事では、CanvaでYouTubeショート動画を作る方法についてお伝えします。
【参考】バナー外注不要に?無料で使えるデザインツールCanvaとは?
YouTubeショート動画とは?簡単に解説
YouTubeショート動画とは、正式には「YouTubeShorts」と、呼ばれる2020年末から実装された、縦型・短時間に特化した動画機能のことです。
TikTokのYouTube版と考えるとわかりやすいと思います。
短い動画なので、量産しやすく手軽に見てもらいやすい上に、ショートフィードからの紹介で認知が拡大するチャンスもあるのです。
ファン化が難しいため、すぐに見込み客に変える工夫が必要ですが、そこがクリアできれば、充分ビジネスにも活用できるツールです。
YouTube広告もショート対応で作ると見やすい
ショート動画は縦型・短時間なので、スマートフォンで見やすい動画とされます。
多くのYouTube視聴者は、PCよりスマホで動画を見ているとされます。
よって、YouTubeショート動画が作れるようになると、動画広告でも、スマホに最適化された動画広告になるため、反響が出やすくなるのです。
CanvaでYouTubeショート動画を作る方法
ショート動画は、もちろん通常の編集ツールでも作れますが、Canvaを使うことによっても、簡単に制作することができます。
準備
①Canvaのアカウントを作成・登録しましょう
②デザインを作成→カスタムサイズを選択しましょう。
③9:16になるようにサイズを設定してください。
おすすめのサイズは720×1280です。これは、YouTubeの横向き動画の縦と横の大きさを入れ替えたサイズになります。
また、検索欄から「ショート」「ショート動画」と検索すると、ショート動画の作成ができます。
動画作成
通常は画像なのですが、Canvaで使える動画素材を配置するか、既に撮影した動画をアップロードすると動画になります。
動画素材の場合
素材→動画を選択すると選べます。
キーワードで素材を検索する場合でも、動画のタブで絞り込むことができます。
既に撮影した動画をアップロードする場合
アップロードからPCにある動画をアップロードしてください。
Googleドライブと連携して使うこともできます。
動画の編集
ここからは動画の編集について解説していきましょう。
字幕を入れる
テキストから入れることが可能です。
アニメートでタイプライターなど様々なエフェクトを使って、面白く、分かりやすい字幕を作成することができます。
素材を入れる
画像やイラスト素材を入れることも可能、画像の場合はアニメートで動かすことも可能です。
また、音声・BGMもここから選んで挿入することができます。
シーンを切り替える
新しいページを作成して貼り付ける、切り替えのエフェクトはアニメートで字幕・素材に適用できます。
また、Canvaの動画エディタが最近実装され、この場合は従来の動画編集ソフトに近い形で作業可能です。
そして、以上の手順で作成したサンプル動画がこちらになります。
この動画の作成に、多くの時間はかかっていません。
あなたもCanvaを活用することで、ショート動画を短時間で作成できるようになります。
Canvaでショート動画を作る時のポイント・注意点
最後にCanvaでショート動画を作る時のポイントと注意点をお伝えします。
現時点でショート動画に対応したテンプレートはない
ショート動画に合わせた構成のテンプレートは今のところない、ということには注意が必要でしょう。
ただ、ショート動画のサイズ指定はあります。
この点はそのうち増えるかもしれませんが、構成やレイアウトについては、よく考える必要がありそうです。
シーン切り替えをうまく使う
動画素材はクオリティがかなり高く、繋げるだけでスタイリッシュな動画が作れます。
シーン切り替えが上手くできるようになれば、視聴者を飽きさせない動画を作れるようになるでしょう。
まずはCanvaでYouTubeショート動画を作ってみよう
Canvaは、ショート動画も手軽に作れるツールです。
もちろん、よりこだわるなら、本格的な編集ツールを使う方が良いかもしれません。
ですが、ビジネスでは成果が出やすくリスクが少ないならとりあえずやった方が良いことが多いですし、本格的なツールを使っているかどうかは、成果に大きく影響しません。
これから、YouTubeショート動画を始めたいけど、本格的な編集ツールは少し厳しい、という人は、まzはCanvaを使ってみてはいかがでしょうか?