アグリゲーターとは?役割や求められる能力を分かり易く解説

最近、たまに耳にするようになったアグリゲーターという考え方。

変化、多様化し続けるビジネス環境において、分野や業種を問わず求められます。

これからの時代、非常に価値がある考え方だと言えます。

ここでは、そもそもアグリゲーターとは何なのか、その意味を踏まえつつ、役割や使命、求められる能力について解説します。

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アグリゲーター

 

アグリゲーターとは?

アグリゲーターとは、集める、まとめる、統合するなどの意味を持つ「aggregate」から派生した言葉です。

  • いかなる環境下でもやるべきことを見出し、実行できる人
  • 組織の枠に捕われず幅広い分野で活躍できる人

を意味します。

経営コンサルタントである柴沼俊一氏が自身の著書の中で提唱したことをきっかけに、その概念が幅広い業界、分野で認識されるようになりました。

  • 一つの仕事や組織に捕らわれない多様な働き方
  • 複数の異なる分野で活躍するパラレルキャリア

このような概念が広まったのと同時に、これからの新しい時代を生き抜くために必要な概念として注目されています。

【参考】シナリオプランニングとは?不確実な未来を生き抜くための術

 

アグリゲーターの主な役割、使命

それでは、アグリゲーターの主な役割、使命について詳しくみていきましょう。

 

社会動向を見極め、適した人材を収集、配置する

消費者ニーズの多様化や市場の変化によって、世界はVUCAの時代に突入しています。

なかなか先が見えない時代。

そのような中で、社会動向を見極めつつ、プロジェクトごとに適した人材を集め、配置する。

これは、アグリゲーターの役割の一つでもあります。

単なる人事・採用活動ではありません。

経営者、管理者、実務者、それぞれの視点を持った上での人材収集や配置が必要になります。

 

限られたリソースをフル活用しビジネスに勢いをつける

ビジネスは、会社の規模や経営状況により、活用できる経営資源が限られているのが通常。

時には少ないリソースで窮地を脱しなければならない状態に陥ることもあります。

アグリゲーターはどんな状況下でも今ある経営資源をフル活用し、ビジネス全体に勢いをつけつつ、組織、チーム全体の士気を高めます。

 

まだ見ぬ時代に求められるイノベーションを創出する

たとえ現在の経営が好調でも、数年後、数十年後に同じ程度の業績を維持できる保証はありません。

時にはこれまでのビジネスモデルや経営スタイルを一新しなければならなくなることもあります。

アグリゲーターは時代にあった経営を実現する、もしくはまだ見ぬ時代に求められるイノベーションの創出のために貢献します。

【参考】集中戦略とは?ベンチャーが取るべき戦略のメリットと注意点

 

アグリゲーターに求められる能力

アグリゲーターに求められるのは、単純なリーダーとしての素質だけではありません。

複数の分野にまたがる以下のような専門的な知識、スキル、能力が求められます。

 

プロファイリング力、マネジメント力

各プロジェクトに適した人材収集、配置をするためには、その人が持つ能力、スキル、個性を見極めるためのプロファイリング力が欠かせません。

書類でわかる学歴や経歴など表面的な情報も、もちろん重要。

そしてその上で、限られた採用期間の中で事業との適性や見込まれる行動パターンなどを見極めた上で、相応しい場所に配置したりノルマを与えたりします。

 

経営者に引けを取らない強力なリーダーシップ

企業のトップがアグリゲーターの役割を担うこともあります。

しかし、経営トップでなくても、経営者に引けを取らないほどの強力なリーダーシップが求められます。

個人、チームにとっての利益だけではありません。

常に企業単位の目的、利益を意識し、それらを達成するために部下を先導する必要があります。

 

社会動向や環境の変化を分析し、見極める力

世の中は、VUCAの時代に突入しています。

それに応じて、各分野でビジネスモデルの再構築が求められる頻度は以前よりも増しています。

時代遅れにならないため、一歩先の経営を実現するためにも、常に事業を取り巻く環境の変化に対してアンテナを張る必要があります。

そして、それらを分析し、本質を見極める力も持つ必要があるでしょう

 

思わぬトラブルや問題にも屈しない対応力

ビジネスには常にトラブルや不測の事態が伴います。

不測の事態を前に部下や組織全体が混乱に陥ることも珍しいことではありません。

アグリゲーターにはたとえどんな状況に陥ろうとも、常に平常心を持ち、早急に対応策、解決策を考えそれを遂行してその危機から脱出するための対応力、問題解決能力が求められます。

【参考】プロ人材とは?政府も進める地方創生の切り札について知ろう

 

まとめ

アグリゲーターはなろうと思ってなれるものではないかもしれません。

誰しも、その素質を持っているとは限らないのです。

しかし、なれずとも、アグリゲーターの様に高い意識を持って仕事やプロジェクトに取り組んでいく姿勢が新しい時代を生き抜くために必要とされるのです。

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