転職での給与交渉のコツと注意点!後悔しないように

転職して給与を増やしたい。

そのような動機で転職を希望する人は決して少なくありません。

しかし、特に給与はデリケートな話題であるのも事実。

なかなか、そのことについて切り出せない方もいます。

ここでは、転職をより有意義なものにするために知っておくべき、給与交渉のコツと注意点について解説します。

【参考】転職サイトの種類と特徴(求人/オファー/エージェント型)

 

転職での給与交渉

 

転職での給与交渉、そもそもできる?

結論から言うと、転職時や面接の際に、給与、待遇に関して交渉することは問題ありません。

しかし、単純に収入アップを目指したいという動機で転職する場合でも、ここはデリケートな問題。

なかなかそのことについて自分から切り出せなかったり、そもそも面接官から聞かれなかったりすることもあります。

そして、その結果、給与交渉のタイミングを逃してしまうことも。

  • 転職はできたけど給与があまり変わらなかった
  • 逆に給与が減ってしまったといった

といった事態に陥ることも十分あり得ます。

そうなると、不満を抱えながら働くことになりかねません。

転職をより有意義なものにするためにも、給与交渉に必要な知識やテクニックを事前に知っておきましょう。

【参考】実はブラック?転職サイトの求人の危険フレーズ3つと回避策

 

給与交渉のコツ

給与交渉をする際、単純にその旨を伝えるだけでは相手先に応じてもらえないことも。

そのため、交渉に当たっては、そのコツを知っておく必要があります。

 

業界の相場、他社の例を根拠にする

給与交渉に応じてもらうためには、まずその合理性や妥当性を確保しなければなりません。

面接に臨む前の段階で、転職先の業界の給与相場、関連企業の給与体系について、予め入念なリサーチをしておきます。

そして、その根拠を元に希望する額を伝えることが何よりも大事です。

 

自分のスキル、評価、ポジションを踏まえた合理性を確認しておく

業界の相場など、客観的な数値に加え、給与の希望額と、自分のスキルやこれまでの実績の適合性も把握しておく必要があります。

  • 前の会社で重要なポジションを勤めていた
  • 大きな成果を収めた

ということがあれば、それがアピールポイントになります。

場合によっては相場よりも高待遇を受けられることもあるでしょう。

(※その逆もまた然りです)

過大評価するのはもちろんNG。

しかし、逆に謙遜しすぎても良い印象を持ってもらえないということもあります。

自信がなければ、転職エージェントなど専門家にアドバイスをもらうのも良いでしょう。

 

現在の年収の内訳について把握しておく

面接時、面接官から現在の年収の内訳に関して質問されるケースは珍しくありません。

  • 基本給はいくらなのか
  • 残業は月にどの程度しているのか
  • 手当やボーナスも含まれているのか

等々、その内訳によって転職先での待遇が決まることもあるためです。

その際、しっかり答えられなかったり、曖昧なままだったりすると、交渉しづらくなってしまいます。

 

より高い報酬を提示している会社の存在を匂わせる

これは、ある程度優れた実績やスキルを持っていると自負している方限定のテクニック。

面接の際に、他社を引き合いに出すというのも効果的です。

もちろん、志望度が高いと言うことはしっかりと見せましょう。

ここでは、あまりに報酬が低いと他社に流れかねない、ということを仄めかします。

それによって、貴重な人材を取られまいと、高待遇を提示してくれることがあるのです。

このテクニックは、ある程度のリスクを伴います。

そのため、

  • 既に他社から内定をもらっている段階
  • 少なくとも他社が最終面接に進み、概ね報酬で握れている段階

で切り出すのが鉄則。

もしくは、転職エージェントにお願いしてその旨を伝えてもらうのもよいでしょう。

【参考】みなし残業=ブラック?導入している企業に応募の際の注意点

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転職での給与交渉における注意点

給与交渉をする際には以下のような注意点もあります。

 

面接序盤での交渉、要求はNG

明確な合理性や根拠もなく、ただ希望額だけを伝えるのは言うまでもなくNG。

希望があったとしても、切り出すタイミングを間違えると、悪い印象を与えかねません。

そのため、一次面接や、面接が始まってすぐの段階で一方的に希望額を提示したり、給与について切り出すことは控えましょう。

ベストなタイミングは、最終面接の時です。

面接が一回しかない場合には、ある程度面接官と打ち解けた段階が理想。

もしくは「何か質問や要望はありますか」と聞かれたタイミングです。

面接が全て終了し、内定が出て承諾書にサインしてしまうと、給与も含め、内容の変更は難しいもの。

そのため、タイミングを逃さないように注意しましょう。

 

給与や待遇以外の転職理由についても考えておく

たとえ、転職する動機が給与面だけだったとしても、質問された際に受け答えできるように、それ以外の転職理由についても考えておく必要があります。

たとえば、

  • 今の会社と比べて残業が少ない
  • 社風、会社の雰囲気が自分に合っているなどと感じる

など、いくつかは用意しておくようにしましょう。

【参考】転職でハローワークは役に立つ?行くべき理由と注意点

 

転職して給与アップを目指そう!

人生において、転職という貴重はそう多くはありません。

貴重な機会を無駄にしないためにも、萎縮せず自分の希望をはっきり伝えることは大切。

給与の他にも、福利厚生やインセンティブについて交渉するのもアリです。

しかし、同じように、相手に不快感を与えてしまうこともあります。

  • 適切な表現を選ぶこと
  • しっかりと根拠を提示、説明すること

この2点に留意し、スムーズに受け答えができるよう事前にシミュレーションやトレーニングしておきましょう。

【参考】T型人材とは?新時代を牽引する人材の重要性と必要な能力

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